Peter Rabbit™ English Gardenの最近のブログ記事

Peter Rabbit™ English Garden のご案内チラシが届きました

弊社代表デザイナーのマーク・チャップマンがデザイン監修を務めている「Peter Rabbit™ English Garden/ピーターラビット™イングリッシュガーデン」のPRリーフレットが届きました。
今日から夏休みのお子様もいらっしゃると思いますが、夏の避暑地巡り、庭巡りで訪れてみてはいかがですか?
8月31日までは入場・駐車場無料で嬉しい旅行先になること間違いなし!!

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実は以前、クライアントからの依頼で英国湖水地方にあるヒルトップ農場でビアトリクス・ポターさんが過ごした庭のデザイン画が残っているのか?植物リストは?等を英国ナショナルトラストに確認した事があります。
その時の経験も重なり、こちらのガーデンはピーターラビットの生みの親であるビアトリクス・ポターさんがこよなく愛した湖水地方の田舎で、当時生息していた植物を英国人ガーデンデザイナーであるマークがリスペクトを持って、表現したお庭となっています。

もしかしたら、バラが咲き誇る庭をイメージしてお越しになる方もいらっしゃるかもしれませんが、当時ビアトリクス・ポターさんがヒルトップ農場で過ごされた時代にはオールドローズはあったかもしれませんが、作出された園芸品種はとても少ない時代でした。そのため、デザイナーであるマークはバラが咲き誇るガーデンは当初よりイメージしていなかった様子です。

ゲートを潜り抜けるとキャットミント、ハーブ、沢山の実を付けたベリー系の植物がお出迎えしてくれます。
ベリー系の植物やハーブはイギリスでは料理やデザートによく登場します。


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7月のガーデンメンテナンス時にはルリタマアザミの蜜を吸うのに忙しい蜜蜂、穏やかで優しい色合いのピンクのホリホックが咲き初夏を感じました。

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富士本栖湖リゾートは標高が高く約958mあります。
富士山までは約15kmの距離に位置し、この時期でもひんやりしています。
ただ、標高が高いので日焼けはしますので、日焼け止め必須、帽子を持参で訪れて下さいね。


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少しずつ生長してきた植物達は毎日違う表情を見せてくれます。
植物好きな方は毎週でも隔週でもガーデンに行かれても良いかもです。
今日はここ、数日後にはあっち、蕾が上がってきた・・・等、変化が楽しめるお庭になっていると思います。
現地の今の様子を公式SNS(インスタ、フェイスブック)でも紹介していますし、弊社SNS上でも紹介しています。

インスタアカウント:marksgardenart_gallery

是非、今年の夏休みは足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

3月に入り、温かいお天気に恵まれている東京ですが、昨年の3月は開園前の富士本栖湖にあるピーターラビット™イングリッシュガーデンの植栽工事に取り掛かっていました。
雪が降った日もあり、植込みをするところだけでも雪をはらって下さって、数百ポットをマークが設置して、その後を皆で追いかけながら植えこんでいく。
本栖湖周辺の3月中のお天気はまだ寒くて、霜もおります。

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そんな中、3月以前に植え込んでいたカタクリ(Erythronium japonicum)が咲いていたり、数日で球根が動き出し、花芽を付けていたり変化が面白い時期でもあります。
この時期に庭に出ていると植込みやメンテナンスで忙しい中ですが、ふと手を休めて、目を留めてみると自然の光景や植物の面白さが実感できます。

東京に住んでいると毎日が忙しく、そんな余裕が持てない日々を送っているのですが、ガーデニングの特権ですね。
ちょっとした幸せです。

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マークも少し休憩している様子。
目の前の広大な富士の麓で、太陽光を浴びて過ごす。
1年目の庭から2年目を迎える「ピーターラビット™イングリッシュガーデン」。今年はどんなお庭へ進化してくれるでしょうか?


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今年の富士芝桜まつりの開催日が決定しました。
富士急行株式会社プレスリリースでも発表されていますが、2023年の「富士芝桜まつりと」同時開催で「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」が開園します。

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外国人観光客の復活で、大人気の富士山絶景の場所です。
混雑も予想されますので、ご来園の際は皆さんお気をつけてお越し下さい。

[富士急行株式会社プレスリリース]

[ピーターラビット™イングリッシュガーデン 公式]

ピーターラビット™イングリッシュガーデン 経過情報

2022年4月にオープンを迎えた山梨県本栖湖リゾート内にある「ピーターラビット™イングリッシュガーデン」ですが、GW期間中は隣接する芝桜が満開で沢山のお客様で賑わっていました。
こちらのイングリッシュガーデンのデザイン、工事監修を終えたデザイナーのマークとメンテナンス+チェックを兼ねた第1回目の訪問です。
今回は調子の悪い植物、それらの対策、手入れを把握するために訪問しましたが、6月に入り少しずつ生長を始め花を付けた1年目の株達が「私を見て~!」と言わんばかりに主張を始めています。
幾つかの植物をご紹介します。

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(左)バイカウツギ (右)カンパニュラ

5月末に芝桜まつりは終わり、その後イングリッシュガーデン隣の列は夏の花苗の植え替えのための工事が入るとの事で、一旦休園期間がありました。私達が行った日にも工事で植え替えの最中でしたが、イングリッシュガーデンは少しずつ草花が咲き始め、当初の休園予定を返上して、急遽7月15日(金)まで無料開放となりました。この時期に休園はもったいない‼
皆さんに花の咲く時期をゆっくりと観察していただきたい思いでいっぱいです。

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空いてる時間にショップスタッフのFさんが一緒に手入れを手伝ってくれました。
「毎日様々なお花が蕾を作り、膨らみ、咲き始めていくので、観察していると楽しい‼今日は何の花だろう?明日は?と気になります」との事。
「手入れを覚えてお客様に情報をお伝えしたい」と興味を持って参加してくれました。
植物名を覚えることも大事な一歩ですが、触って、実際に手入れを行いながら覚えていくのはとても効果があります。


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園内ではピーターラビットにちなんで、ベリー系の植物が植わっていて、この日も可愛い赤花ストロベリーが実っていました。
蜂が蜜を求めて、やってきていましたが、この虫たちがベリーの受粉を手助けしてくれます。
富士山に見守られて、このガーデン内で新しい生物生態系が始まった感じです。Busy Bees!


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粒も大きくて、楽しみです。

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(左)ユーフォルビア   (右)ペンステモン
良く観察しているとこのユーフォルビアの植物は花茎が黄色で、花色は赤、葉っぱももふもふしてて、面白い品種です。
ペンステモンの花房は蜂や飛び交う虫たちを雌蕊、雄蕊へと誘導するかのうような膨らみと筒状の花が特徴です。
私がイギリスへ園芸留学時代にこのペンステモンは本当に一般家庭のガーデン内で良く見かけました。
ロンドンでも、田舎のカントリーガーデンでも...。
様々な色や葉、茎の色が合って、更に花色も豊富。
皆さんのお気に入りを探すにはとても品種の多い植物です。

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カフェでは「富士本栖湖リゾート ピーターラビットカフェ」限定のカップ&ソーサーで頂くコーヒー、アップルパイの他アフタヌーンセットやデザート、ミートパイ等こでしか味わえないメニューもあります。
芝桜まつりの時に長蛇の列で入れなかった方々、夏の「虹の花まつり」の時にいかがですか?

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6月以降も植物の成長が楽しいガーデンです。

虹の花まつり開催:7月16日(土)~10月10日(月・祝)
本栖湖リゾート
山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212

【News】ピーターラビット™イングリッシュガーデン開園

数年前から計画、設計、工事監修を行っていました「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」がこの度4月16日(土)に富士本栖湖リゾート内に開園しました。

富士山の春の風物詩である「富士芝桜まつり」の会場内(富士本栖湖リゾート)に誕生する首都圏最大級の英国式庭園となります。

庭園内には、『ピーターラビット』の絵本シリーズの世界観を再現した写真撮影スポットはもちろん、作品に登場する様々なアイテムをモチーフにしたメニューが味わえるカフェ、ピーターをはじめたくさんの仲間たちに出会えるミュージアム、ここでしか買えないオリジナル商品が揃うショップなど、ピーターラビットの世界をお楽しみいただける内容となっています。

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イングリッシュガーデンのデザイン監修は、弊社代表デザイナーの英国人ガーデンデザイナー、マーク・チャップマンが手掛けました。
まだまだ、庭は始まったばかりで小さな植物苗が多いので、開園当日は芽吹きもない場所があります。
少しずつ気温が上がり始め、富士山の麓、本栖湖周辺が陽気な天気になる頃に毎日、毎週、訪れても飽きないほどのガーデンと富士山、そしてピーターラビットのコラボレーションが広がることと思います。

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一年、二年、三年と時間を掛けて庭園となる事を願っています。
富士山をバックにここでしか見られない景色に生長していくのが楽しみです。
今後もこちらでのイベントやメンテナンスを行っていくと思いますので、弊社インスタやHPをフォローチェックして下さいね。
チャンスがあれば是非、皆さまと現地でお会いできますように!!

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■施設概要
名称:ピーターラビット™ イングリッシュガーデン
所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212 (富士本栖湖リゾート)
内 容:・イングリッシュガーデン
・センターハウス(ショップ、ミュージアム、トイレ他)
・カフェ
面 積: 約4,600㎡

[ピーターラビットイングリッシュガーデン]

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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