マークスガーデンアート

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ガーデン面積:フロント約34㎡+バックガーデン約11㎡=Total 45
施工分野:エクステリアと植栽のリニューアル、新規植木鉢の追加、定期メンテナンス
コンセプト:当初施工されていた外構フェンスや枕木の撤去、植栽のリニューアルを行い、定期的なメンテナンスを行う事で庭全体を清潔に保ち、フロントガーデンに四季折々の植物で季節を感じてもらえる場所とする。

 

既存の焼杉板(杉板の表面を焼いて炭化させたもの)のフェンスと枕木の床材、そして土の上にところどころに置かれたペイビング(既存分)は不均等で浮き沈みがあり、既存フェンスと枕木は庭全体を暗い印象にしていました。一番問題だった枕木は朽ちてしまっており、そのため足が引っかかる危険性もあり、白アリではなかったもののアリも発生していました。
焼杉板は害虫除け、メンテナンスフリーとも言われ、その黒い色から「和モダン」テイストとして取り入れられることがありますが、狭い空間に建ててしまうと必ずと言っていいほど服に煤が付着してしまい、汚れが落ちず大変な思いをしてしまいます。また、この時点で、フェンスを立ててから7-8年経過していたとオーナーは仰っていましたが、すでに朽ちも見受けられました。
既存フェンスは撤去後、英国製フェンスの明るい木材へ変更し、以前と変わらない高さをキープすることで、近隣との変化を大きくしないようにしました。
枕木部分は石材へと変更し、基礎を入れて目地も入れ、見た目・安全面・メンテナンスの面でも改善されました。

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BEFORE 3月初旬
AFTER 2年後の4月上旬

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フロントガーデンには、色味が少ないと感じた時に季節の花苗を追加しながら、ガーデン内でのお花も楽しんでいただいています。
元気カラーが大好きな奥さまのために、黄色やオレンジのお花を植えて欲しいとオーナーより依頼を受け、初夏にはヒマワリなども植栽しました。
冬にはガーデンシクラメンやビオラ、球根も忍ばせています。

玄関先の鉢にはスキミア等も季節に応じて、植え替えます。

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英国好きというオーナーの遊び心は至るところにあります。
こちらは以前、弊社にて販売していたビンテージの看板ですが、ロンドンで実際に使用されていた品物です。
ビートルズ好きのオーナーは看板のストリートにもこだわりがあり、「Marylebone Street」を選ばれました。ちょっとした飾りですが、何か一つあるだけで雰囲気ががらりと変わり、ガーデンをより豊かな空間にしてくれています。

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ご自宅の中にも和の畳スペースがあります。そこは周囲からは確認できない一段上がった炬燵の間があり、そこから臨める箱庭には和風な植物を配置し灌水パイプを設置しました。
とても狭い空間ですが、洋風な造りの中にあるちょっと面白い空間です。
オーナーからのご希望で「和」を感じられる空間にしたいとのことで、そちらにはツワブキ、アオキ、フウチソウなどの植物を植えています。

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バラ 'ポール・マッカートニー'

作出:フランス・メイアン社
系統:ハイブリッドT
香り:強い、四季咲き

元ビートルズのポール・マッカートニー氏の名を冠した花で、数々の最高賞を国際コンクールで獲得した素晴らしい香りのバラです。

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春には球根が一斉に飛び出してきますが、一度には終わらず球根リレーが数ヵ月続きます。
クロッカス、水仙、ムスカリ、チューリップも原種やパステルカラーの品種など、初夏を迎えるまで球根パレードが続き、その後はバラが咲き始めます。
昨今、庭のスペースを取らずにコンクリート敷きにしてしまう建物が多くなっている中、上手くハード面とソフト面を活かし縦長のフロントガーデンを楽しまれているお庭となっています。

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