マークスガーデンアート

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ガーデンエリア:スタジオ(2箇所)
施工分野:ガーデンリニューアル、定期メンテナンス
コンセプト:撮影で利用される都内カメラスタジオで利用関係者(カメラマン、撮影スタッフ、モデルの方々)の緊張を和らげる空間づくり。生き物であるグリーンを大事に育てながら、地植えのできない環境条件に合わせて植え替える。

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定期的なメンテナンス・コンサルティングを行い、お客様と一緒に空間を作ってい

 以前よりカメラスタジオのスタッフ達で植物を植え、手入れ、植替えを行っていましたが、弊社代表デザイナーであるマーク・チャップマンの実績をご存じだったオーナーのご希望で、リニューアルを行う事になりました。
構造物に関しての大きな変更はなく、主に植物を通じて清潔感、季節感のあるリラクゼーションスペースを目指すものでした。
植物は全て植木鉢での管理になるため、数年に一度の順次植替えや常に花が欲しい場合はそれなりにメンテナンス量が増えます。肥料のタイミングなど都度、ご相談に乗っています。

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幾つかのスペースに分かれているこちらの施設では、殺風景なコンクリートの屋上をいかに柔らかく癒しの空間とし、外の空気を吸いに出たくなる空間とするか。

プロカメラマンも本物の芝生と見間違うほどの英国製高品質の芝生を配置し、テーブル&チェアーで寛げるスペースを創りました。

白を基調とした鉢、植物を大きさ、高さ、植わっている植物のサイズ等によって、配置換えも行います。
日陰向き、陽向向きの植物の性質や高さ、生長具合によっても配置位置を変更します。

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バラ ジャクリーヌデュプレ

こちらの空間は、午前中~正午くらいまでは日当たりが良く、夕方の西日は建物で陰になる場所です。
バラやチョイシア、コデマリ等が咲き、季節毎の花や香りが楽しめます。
夏の強い日差し、西日が当たらないのは植物や人間にとって、少し楽な空間ですね。

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つい、外に出たくなる空間を目指して

こちらのオーナーは、「植物を大切に扱ってあげて・・・」とスタジオスタッフにいつも話しているそうです。
季節の良い時期は、窓を開けて自然の風が入るようにしています。
カーテン越しの風が気持ち良いコンサバトリー。休憩するカメラマン、モデル、関係者の方々が外の空気を感じられるようにテラスと一続きの居心地の良い空間を心掛けています。
コンサバトリー内には白の家具を基調に観葉植物のモンステラやストレリチア等を育てていて、清潔感がある空間となっています。S_stdh_06.jpg

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雨上がりの光景。カラーが生き生きしています。

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こちらは別エリアにある同系カメラスタジオの休憩スペースです。
住宅地に囲まれたスタジオ。おしゃれな作りのバルコニーには、パラソルやガーデンファニチャーのソファが置かれています。
その傍には大き目のモダンな鉢に植物を配置しました。
オリーブ、フェイジョア、季節を通じて植替えを行っており、春には球根も顔を出します。

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フェイジョアの実

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可能な範囲(置ける範囲)で、できる限り大きな植木鉢を置く事で水遣りや手入れは非常に楽になります。
更にボリュームのある植物の配置が可能です。
フェイジョアの実も幾つも実りました。

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クッション、パラソルの色を変更し、植木鉢の植物も変更しました。
近くに品種の違うオリーブを植える事で、オリーブの実も付きやすくなります。

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小さな空間であっても、デッドスペースがあればプランターを活用しましょう。
こちらのスタジオではゲストがリラックスできる空間となるように、スペースを有効活用しています。

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