ガーデンサイト：JICA横浜 港が見えるレストラン Port Terrace Cafe（ポート テラス カフェ）
神奈川県横浜市中区新港２丁目３−１ 3階
※休館日、工事による入場制限等があります。訪問の際は必ず営業日をご確認下さい。
施工分野：リニューアルデザイン、施工、メンテナンス
Concept：From the terrace seating overlooking the Port of Yokohama, visitors can enjoy relaxing meals on sofas and take in views of the garden designed by Mark Chapman. The garden is split into five areas: "The Rainbow Garden" based on the colors of the rainbow, "The Herb Garden" where various herbs are grown, "The Waterfall Garden" built on sloping land, a "Containers" area bringing together perennial plants, and "The Terrace Garden", which contains a curious collection of diverse plants including shrubs, perennials, and bulbs.
テラス席から横浜港を見下ろし、訪問者はソファーに腰掛けリラックスしながら、マーク・チャップマンのデザインによるガーデンを望みながら食事を採る事ができる。ガーデンは5つのエリアに分かれており、虹色を基本に配色された「ザ・レインボーガーデン」、様々なハーブが育てられている「ザ・ハーブガーデン」、傾斜地を利用した「ザ・ウォーターフォールガーデン」、宿根草と共に植えた「コンテナ（寄せ植え鉢）」、シュラブ（灌木類）、宿根草、球根など多用な植物のコレクションで好奇心をそそられる「ザ・テラスガーデン」から構成される。
世界中から観光客が集まる横浜。
横浜港に近いみなとみらい、赤レンガ倉庫に近いところに国際色豊かなJICA（独立行政法人国際協力機構）の横浜センターがあります。
ここでは開発途上国への国際協力を行っていますが、日本の技術を学びに世界中から研修生や関係者が集まります。
世界各国の人々が集う場所、横浜センターの3階にある「港が見えるレストラン」ポートテラスカフェでは毎日、エスニックやアフリカ、東南アジア料理など各国の食事が日替わりで楽しめます。
"ザ・レインボーガーデン"ではお天気の良い時はテラス席に出て、気持ちの良い港からの風を感じながら食事を楽しめます。空や海の青をバックに虹色のカラフルな色彩のグラデーションをベースに構成されたボーダーガーデンでは、季節の移り変わりを感じられることでしょう。
メインガーデンの隣に階段状に造られたキッチンガーデンには、香り豊かなハーブが生い茂る。
中でもミントはアップルミント、スペアミント、ペパーミントなど豊富な種類が育てられ、チャイブやワイルドストロベリー、オレガノなどが育っている。
レッドホットポッカーの愛称で鮮やかなオレンジ色の花を付けるトリトマはアフリカ原産の植物です。
アスチルベは中国やアジアが原産の花、アガパンサスは南アフリカでよく見かける植物、カレックスは日本やオーストラリアが原産と言われています。（種類による）
世界各国の植物がここJICA横浜のポートテラスガーデンに勢ぞろいしました。
テラスサイドに造られたコンテナガーデン。
高級リゾートホテル風のガーデン家具に合わせ、スタイリッシュな大型コンテナを並べて配置。
存在感のあるアガパンサスと一緒にカレックス、ローズマリーなどのグリーンも大型コンテナにたっぷり植栽する。
海風が吹き抜けるテラス席は、レインボーガーデンを眺められる特等席。
4～10月は宿根草が次々とリレーするように開花し、11月～3月は少し寂しくなるにしてもその時期にしか咲かないクリスマスローズや冬の寒さで紅葉する葉の色（カラーリーフ）で楽しめるように設計。
レストランの室内席からの眺め。横浜みなとみらいの景色が一望できるように、座った時の低い目線を計算し、花やグラスの群れが波打って見えるよう高低差をつけて植栽。
レインボーカラーで色彩、植栽をつなぎ、春～秋、色合いの寂しくなる冬の季節でもカラーリーフ使いで季節の移り変わりを表現するガーデンとしました。
デザイナー、マークによる施工前のガーデンイメージ図
