2019年10月アーカイブ
今年は本当に台風が多いですね。
今週末も大型台風の予報が出ています
できる限り、養生してくださいね‼念には念を...
一雨一雨、秋が深まっていきますが白馬コルチナ・イングリッシュガーデン内にオータムガーデンエリアがあるように多彩な秋色が自然の賜物として現れます。
こちらは先日FB(フェイスブック)でも紹介したアジサイと同じ仲間で、円錐形の花序(花房)は一般のアジサイとは異なり、開花期も遅く花が少なくなる時期に活躍してくれます。
初めは白く柔らかい花房が気温の寒暖差で徐々にピンクになっていきます。
「ピラミッドアジサイ」の名で市場に出回っているミナヅキは、ほとんどの花が切花や装飾花で白色で出回っていますので、こんな感じでピンク色に染まるのは寒暖差のある長野県や白馬ならではかもしれませんね。
学名:Hydrangea paniculata
日本流通名:ノリウツギ
こちらは葉の紅葉が楽しめるカシワバアジサイです。
葉っぱをよ~く観察してください。葉っぱの切り替えしに4つのくぼみがあります。学名のHydrangea quercifoliaはアジサイの仲間という事、そしてラテン語のquattuor(クァトゥオル)=4という数字、更にfolia(フォリア)=葉から出来ています。学名はラテン語から成り立ちますが、こんなところからもこの柏葉アジサイの学名がどうやって付けられたのか、創造すると楽しくなりますね!!
学名:Hydrangea quercifolia
日本流通名:カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)
こちらはイロハモミジ
イロハモミジにも沢山の種類があり、葉色が黄色だったり、赤色、濃い紫だったり様々です。
英国でも大変人気のあるイロハモミジはコンパクトなサイズも出回っています。
ここ白馬コルチナでは紅葉も綺麗に染まりますね!
こちらはシークレットガーデン内の紅葉ですが、青空に葉を透かすとそのコントラストは自然界でしか発色できない色だと実感します。ススキをバックに写真を撮ると秋色満載!!
これから、益々色濃く変化していくと思います。
春夏の花満開ガーデンも素敵ですが、静かな秋のオータムガーデン、植物達のさらなる魅力に会いに台風の隙間を見つけて出かけませんか?
英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)
英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)
英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。
ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。