2017年9月アーカイブ

白馬コルチナ・イングリッシュガーデンの早い秋

久しぶりに白馬コルチナ・イングリッシュガーデンの状況をご紹介します。
いつもフェイスブックではご紹介しているのですが、ちょっと違う写真も掲載したいと思います。(ちなみに弊社フェイスブックはホームページのトップページ右上にアイコンがありますが、そちらを押していただければどなたでも見ることができますよ‼)

毎年5月から11月のグリーンシーズン中の月に一度、現地ガーデナーの育成アドバイス、メンテナンス、コンサルタントとして白馬コルチナに伺っています。
9月初めに伺った際のお庭の状態はこんな感じ・・・。

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フィソステギアの優しい紫              ユーパトリウムの蜜を吸う蝶

この時期のロックガーデンはフィソステギアやホスタ、アジサイの花が咲き、カラーリーフのアサギリソウやシモツケなどと調和しています。春だけではなく、夏も秋も晩秋もどのように庭が植物で彩られながら一年のサイクルを過ごすのか、どんな生態系なのか等、とても勉強になります。
デザインしたマークの植物配置を経年経過で見守っていくと、植物好きなデザイナーが仕上げた庭なんだな~と実感します。
ガーデン散策に出かけると色だけを考えたデザイナーの庭なのか、構造物だけを見ているデザイナーなのか、それとも流行りの植物で構成した庭なのか、植物の事を本当に分かって植栽しているのか、植物の組み合わせなどで読み取ることができます。

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ナチュラルガーデン手前からホテル側を望む       タリクトラム(カラマツソウ)

この時期の空は遠く、日差しも柔らかい感じがします。
秋が深まって来ました。朝晩は12℃くらいまで下がるそうですよ。
春の草花も色合いが素敵ですが、秋の草花、潅木、樹木も優しい色合いでしんみりと来る感じです。

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萩の白花                  ナツヅタの実

白馬では萩が旺盛に育ちます。
ピンク花も植わっていますが、白花も斑入りもあります。
植物達が実を付け、ピカピカ、ツヤツヤしてるとスッーと惹き付けられて見入ってしまいます。
秋の長野県は見どころが沢山です。是非、ガーデン散策に白馬コルチナ・イングリッシュガーデンを追加して下さいね~!!

Cane top(ケーントップ)

これなんだかわかりますか?

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日本では馴染みのないこの陶器は何だか分かりますか?
草花が急に伸びる夏の時期、草丈が高い宿根草や倒れかかるグラス類を支柱で支えていますが、ガーデナー達は、がむしゃらになって草取りをしてるとふと目の前に支柱の先端があって、目の危険を感じる事があります。
「cane top(ケーントップ)」と言って、竹支柱の先端が危なくない様に取り付けるもの。
こんな可愛いケーントップが支柱の先端にあると、可愛くて暑い日のガーデニングも楽しくなっちゃいますね!!


cane_top_02.JPG  cane_top_03.JPG


自分はガーデナーであり続けたいと願うマークが園芸、植物を愛する皆さまにとって、使いやすい、育てやすい、そして可愛い、格好イイと思うものをセレクトして販売しているのがマークスガーデンアートのショップです。
今回ご紹介したサイズ以外にも少し大き目のケーントップもご用意しております。
詳しくはこちらをどうぞ[オンラインショップ]

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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