In Hakuba a new area named the secret garden was planted and opened in June.
This is beyond the Woodland trail which opened last year.
今年6月、白馬コルチナ・イングリッシュガーデンでは新たに「シークレット・ガーデン」がオープンしました。
昨年、「ウッドランド・トレイル」がオープンしましたが、更にその上に伸ばせる敷地があるのを確認しており、計画を進めていました。
ここ白馬は11月頃には雪が降りだし、造成用の工事がストップしてしまうため、2015年10月中にできるだけ、土木作業を進めてもらいました。(ホテルスタッフの中にスキー場リフトを管理している策動課チームがあります。そのメンバーが重機を動かしているんですよ!)
庭を創り始めて、更に伸ばしたい、更に・・・と気持ちが湧いてきたのはホテルの総支配人でした。
毎年のように良くなっていく庭を見ているとホテルスタッフたちの可能性を感じたのだと思います。
2010年マークのデザインを基に墨だしを行い、コンサルティングを行いながら、土木工事、造成工事を進めていきました。そのほとんどはホテルスタッフの手で行い、プロの技術が必要なところは地元の太田造園さんやガーデニング大好きなペンションの女将メンバーやスタッフのママさん方に支えられて、2012年プレオープンを迎え、2013年のグランドオープンへ続きます。
総支配人も一緒になって庭造りに参加 植込みの植物を配置していきます
その中でも総支配人はいつでも率先して、スーツから作業着に着替え鉢巻をして参加して下さいます。実は総支配人、重機も運転して土木作業も手伝ってくれたり、動かなくなったゴルフカートをエンジンから修理してガーデン用に提供して下さったり、すごい人なんですよ~。
シークレット・ガーデンの植栽にたどり着いたのは2016年5月。この日もゴルフカートを運転して、植物を運んでくれ、植栽工事にも参加して下さいました。
この時、マークの手元には綿密な植栽計画図面はなく、この工事用に用立てられた植物で頭の中で瞬時にこのくらいの大きさ、幅、風景を創りだすと想像して、配置していきます。
こんな時のマークは頼りになりますね~‼
しっかりと計画した図面を基に動くことも大事ですが、瞬時で応用の効く技術と感性。すごいと思います‼
エンレイソウが咲いている時期に... 2016年7月になるとなじんできました
植栽時期の5月末、ウッドランド・トレイルでは八重のエンレイソウが咲いていたり、マシュマロのようなユキモチソウなど山野草が動き出しました。その後、2ヵ月違うだけで、シークレット・ガーデン入口もなじんできた感じがします。
芝生は一部種から育てる場所もあります 岩の間には植物を・・・
今回、予算の関係で芝生を張ったところと、種から育てるところと分けています。
将来的にはお茶を飲むスペース、トイレ休憩場所なども考えていますが、積雪の多い白馬ですから建物の作りをしっかりと考えなければいけません。また、お客様が芝生の上を歩けるように日本芝を採用してます。
カラーリーフも取り込んで どのように生長していくか楽しみな一画です
植栽後2ヵ月が経過し、ガーデナーの労りで雑草もなく、水やりも順調な様子です。
これからも生長が楽しみなシークレット・ガーデンです‼