今年は例年に比べ積雪が少なかった白馬では雪解けも早く、例年よりも庭が動き出すのが早かったようです。10~13日くらい例年より早かったようで、6月の中旬には宿根草やバラもぐんぐんと伸び、花を付け始めました。
今回の写真は7月初旬に撮ったお庭の様子です。
ボーダーガーデンからロックガーデンを望む ロック&コニファーガーデン
ボーダーガーデンでは早春に咲く宿根草(ルピナスの一部やジャーマンアイリスの一部)は既に花が終わっていましたが、草花がリレーで咲き続けるような植栽計画になっています。花だけでなく、葉の広がりや花を付ける*1)おおよその位置、高さなど樹形や形状を知りたい方には参考になると思います。
ロック&コニファーガーデンは特に良い状態になってきました。
ギボウシも大きく広がり、大きな蕾も付けています。
ウッドランド・ウォーク・イン・ガーデン ウッドランドの中に咲くウツボグサ
ウッドランドの中も調子いいですよ。
自然に流れていた小川を横切るために歩きやすい平らな石で飛び石を作り、その先には日差しが当たるポジションにイヌコリヤナギの園芸品種'白露錦'が植わっています。その下にひときわ目を引く青い花を付けた植物が・・・ウツボグサです。
居心地が良いと浸食していく植物の場合、雑草化してしまいます。
ここは、少しコントロールが必要かな~?というくらいウツボグサの勢いがすごいのです。
学名:Filipendula(日本語流通名:シモツケソウ)
学名:Scabiosa(日本語流通名:スカビオサ、マツムシソウ)
ピンクの色が鮮やかなフィリペンデュラはウッドランドに適した植物です。
更に昨年オープンしたウッドランド・トレイルのエリアに散策を続けるとマツムシソウが花を付けています。こちらもウッドランドの続きで、木漏れ日の中、山野草植物、白馬原産の植物、ちょっと珍しい植物が植わっています。
白馬コルチナ・イングリッシュガーデンの夏はウッドランドの中でも楽しめますよ~‼
*1) 土の栄養分や状況、気候などで高さや広がり、育ち具合が変わってきますので、「おおよそ」という言葉にしています。