あっという間に12月に入ってしまいましたね。
クリスマスモード高まる世の中ですが、弊社も12月中はクリスマス休暇をいただく為、早めにショップ、造園のお休みをいただく事となりました。
こちらのご案内はまた別のページでお話することとして、今日は10月中に行ったテラコッタ鉢の寄せ植えのお話をUPします。
この日はショップ近くのお客様のお庭に寄せ植え鉢を設置する事になり、弊社ショップで展示していた直径50cmくらいある丸型鉢2個と長さ100cmはある長方形鉢1個、更に50cm角鉢1個、各々形の違うテラコッタ鉢を寄せ植え付きで納品です。
今まで、キンメツゲを竹支柱で列植し、生垣として使用していた場所ですが、お庭や植物をもっと楽しみたい、日当たりが良い場所なだけに多くの花物の植物が育てられる事、腰や膝を曲げての作業が年々大変になってきた事などの利点で植木鉢を配置する事に。
その他にもお庭の中には既にアーチがあり、鉢植えでバラを誘引していた物を地植えにして枝をアーチに絡め直し、その他のバラは適切な剪定を。
マークがスタッフに指示を出し、剪定し始めたところ、ガーデニングファンのお友達が集まり、マークの講義が始まりました。
熱心なお友達もマークの剪定や枝を切る場所の判断を食い入るように見ています。
その間にスタッフは地植えにしたり、土壌をならしたり、寄せ植え用の下準備を進めます。
仲良しご婦人方が集まり講習会のスタートです 寄せ植え作成中のマークとアシスタントスタッフ
大きな鉢を使う事で、ある程度高さのある植物が植えられ、高低差を演出する事ができます。
この四角の鉢には同じ緑でも黄色味の強いプリベット'レモン&ライム'を中心におき、その周りにビオラやカプシカム'ブラックパール'を植え込みました。これからの寒くなる季節、もしカプシカムが終わりに近づいたらその時期に出回る物を植え替えればOK。
ビオラは翌春まで十分楽しませてくれ、鉢の中には球根も入っています。
形の違うポットを配置して 対照的な丸型ポットには形にインパクトのある植物で...
鉢を置いても地植えができる環境のS様邸では、鉢植えの植物と地植えの植物でインパクトのある斑入りノシランを同じように植えることで植物同士の統一感が出ます。
対照的な丸型ポットには黄色斑のニューサイランを入れて、シルバー系のエレモフィラで隣の長方形ポットと色合いがつながる植物選び。
寄せ植えはその時期の花を楽しむものと考え、花の時期が終わったり、季節が変われば植え替えるようにすると華やかになります。しかし、カラーリーフを上手く活用すれば花だけを意識せず、更に長く楽しむ事ができます。地植えの場合とは植物の育て方が違う事を忘れずに!!
違う形のポットを配置する場合は、ポットの色味を合わせるとこちらも統一感が出ます。
今回S様が設置した鉢は通りに面しており、道行く人が頻繁に声を掛けてくれるそう。
「益々お庭に出る事が楽しくなった」とおっしゃっていただけました。
マークスガーデンアートのある調布市にガーデニングファン、素敵なお庭が益々広がってくれますように!!