箱根の植栽工事レポートの続きです。
こちらはラウンジ前のリニューアル工事。
大きな樹木はそのまま残しました。周囲に植わっているつつじの根が樹木の根の周りに張りめぐっており、容易には抜けず、樹木を傷めると判断し、そのまま残す事になりました。リニューアル工事では残すエリア、残さずに撤去するエリア、植物を判断します。その判断と指示はマークにお願いします。
バイオゴールドの元肥を使って植栽を行いました。
穴を大きめに掘って、元肥を株元の底に一掴み注ぎ、ポットから抜き取った植物を植えこみます。こうすることで根を張りやすく、丈夫な株へと育っていきます。
化粧砂利を敷くことで、雑草取りや水遣り等のメンテナンス頻度や労働力を削減する効果があります。(砂利の厚みも計画が必要です)
商業施設などの植栽域は広大で、管理する方(ガーデナー)が手を掛けられる時間も限られています。そのため、商業施設の場合は手を掛けて魅せる場所、少しでも手間を省ける場所を創る必要があります。
こちらの場所は「ラウンジでお茶を飲んだり、お話をしながら、ちょっと目を向けた時にスッキリ、きれいに魅せる場所。でも、管理は簡単に・・・!!」が希望でした。
駐車場横のエリア 工事前 工事後には整地された場所となりました
駐車場横のこちらのエリアは6月の第2期に植栽工事を行いますが、今回の工事では整地をして、残す植物、撤去処分する植物をマークが選択後、既存樹木やシュラブ(灌木)を移植しました。
6月の植栽工事は目前です。
その他の土木工事に関しても地元の建設会社さん、造園会社さんとの打ち合わせを行っています。工事コンサルタントとして、マークはアドバイス、注意点、決断をします。現場を効率良く、お客様の立場になって段取りしていくことも私たちの業務の一つでもあります。
大がかりな工事で、時間の余裕がない次回の工事には事前の準備と段取り、他協力会社との連携が重要なカギを握っています!!
引き続き、本工事についてレポートしていきます。