通称「イギリス」は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の略で、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの「カントリー(国)」から構成される立憲君主制国家です。
ちょっと難しいお話の出だしになってしまいましたが、イギリスの早春は至るところで球根が咲き始め、街も個人のお庭も賑わってきます。
今日は、その4つのカントリー(国)の一つであるウェールズの春をご紹介。
B&Bが立ち並ぶエリアから散歩しながらカーディフ城や小さいながらもコンパクトにまとまったカーディフのセンターを歩いて、一日を過ごしてみてはいかがですか?
ウェールズは自然が残る場所、港町、少し寂しさを残す街、首都カーディフのように大きな街があり、とっても、とっても田舎のカントリーサイドがあったりと、少しイングランドとは違った雰囲気を感じることができます。
まず、この地に着いて感じることは人々が話す英語のアクセント。英語とウェールズ語、もしくはウェールズ訛りの英語、アイルランド訛りの英語などが交差してパブに行ったときなどは特に聞き取りずらい・・・。あれっ?と思うとウェールズ語と英語が混ざりながら話ている地元の方々がいたり・・・?不思議な街です。。。
ここはカーディフマーケットのそばにある公園。
少し早いウェールズの春を知らせる鮮やかな色合いの草花達はカウンシル(市役所)が手入れしています。
契約ガーデナー達に計算されて植えられた球根達。ピンク+白のヒヤシンス、ピンク+白+ブルーのヒヤシンスそして、忘れな草をエッジに彩った色の配合。
よ~く、近づいてみてみると忘れな草には2色ありました。
forget me not(フォーゲット ミー ノット=忘れな草)のピンクとブルー 公園内のベンチで読書する男性
ヨーロッパでよく見かける光景ですが、公園のベンチで読書をする男性。
この日は朝方の雨で、ベンチが濡れているにもかかわらず、どっかりと座って集中して読み物にふけっていました。
この日も少し小雨が降ったりやんだりする空模様で、イギリスへようこそ!!と言うような天気でしたが、イギリス人達は「この雨がいいのよ~!!春の適度な雨が初夏のバラを見事に咲かせてくれるのよ~!!」と陽気に言います。
この時期の薄暗い曇り空のイギリスも、雨が降ってるイギリスも、もちろん晴れたイギリスも全てが最高の庭を演出してくれるんですね~!!