今年5月植栽工事を行った「希望の庭」のメンテナンスと球根植栽のため、今月の11/9(土)に「花の力プロジェクト」のメンバーで、陸前高田市に行ってきました。
早朝に到着後、吉田さんにご挨拶して一緒にお庭を一周。5月の植栽以降の植物達の育ちや吉田さんが手入れして下さった内容などをヒアリング。
その間にもう一台のレン・オークメイドさんチームが到着。[アイバルブ ジャパン(ibulb japan)]の代表でもあるレンさんは今回、オランダから寄付されたチューリップ*1)「TOHOKU」の他にスイセンやクロッカス、ムスカリなどの球根を持参。
ガーデン入口にはバラ・アイスバーグも咲いています リサイクル花壇にもタイムが育ち自然な感じ
この日は本当に寒くて、それでも陸前高田市では既に2回霜が降りたとのこと。
冬前のメンテナンス、球根の植栽には適した気温と天候でした。
メンテナンスと球根植栽の2チームに分かれて、作業開始!!
メンテナンスチームには地元、芳樹園の小山さんも参加してくださいました。
作業後のガーデンはスッキリ 手入れを終えた後は球根植栽をお手伝い
手入れを終えた後はスッキリして、少し寂しい感じがしますが、冬前の作業は翌年の春、宿根草やシュラブ(灌木)の育ちに影響します。今の時期に剪定するもの、しないものがありますので、しっかりと植物を見て、間違わないように注意が必要です。
メンテナンスを終えたところから球根植栽チームが追いかけるように、植栽していきます。
チューリップの「TOHOKU」は真ん中のウコン桜の周りに植えられました。
チューリップ「TOHOKU」の栽培風景 チューリップ「TOHOKU」
(上記2画像インターネットより引用)
来年春の球根達がしっかり土の中で育って、陸前高田の人々に笑顔と癒しをもたらしてくれますように。
「TOHOKU」の特徴は、開花中に色がオレンジからピンクに変化することです。オランダを象徴するオレンジ色と、日本の桜の色であるピンク色を持つこの花は、両国間の友好を象徴しているそうで、写真を見ても優しいピンク色ですね!!
レンさんとマークで球根について話し合い中 最後はみんなで集合写真
日頃の手入れは吉田さんや地元の方々にお願いするしかありません。
「希望の庭」が地元、陸前高田市の皆さんの憩いの場所となりますように、お祈りしています。
また、来年の春球根が咲く頃に「花の力プロジェクト」からも報告が上がってくると思いますので、こちらのブログでもご紹介させていただく予定です。
*1)チューリップ「TOHOKU」はオランダの栽培業者が開発した新種のチューリップで、東日本大震災被災地への想いをこめ「TOHOKU」と命名されました。
過去記事:
「花の力プロジェクト 「希望の庭」 第1回目植栽工事」
「花の力プロジェクト 「希望の庭」 第2回目植栽工事」
「花の力プロジェクト 2012 No.1 (Hana no Chikara Project)」
「花の力プロジェクト 2012 No.2 (Hana no Chikara Project)」
「花の力プロジェクト 2012 No.3 (Hana no Chikara Project)」