えっ?こんな時期に「あじさい」の話題???と思われる方もいらっしゃるでしょうが、少し涼しい地域の長野県白馬では未だに咲いています。あじさいと言えば梅雨時期の象徴的な植物でもありますが、グリーンシーズン中の月に一度、私達が通っている「ホテルグリーンプラザ白馬」では敷地内にイングリッシュガーデンの姉妹施設として、あじさい園「ミューズのパレット」(入場無料)も運営・管理しています。9月中の白馬ではあじさいがまだ咲いている場所があり、温暖な首都圏に比べると1~2ヶ月程花期が遅く、半日陰の場所ではあじさいが咲いていました。
今日は、そのあじさい園で9月に咲いていたものをご紹介。
写真左右共に:
【学名:Hydrangea macrophylla】
【日本流通名:アジサイ、西洋アジサイ (別名:ホンアジサイ)】
同じ株でも色の着き方がこんなにも違います。
不思議ですね~。
写真左:
【学名:Hydrangea paniculata 'Limelight' 】
【日本流通名: ハイドランジア パニキュラータ(パニクラタ) 'ライムライト'、別名:ノリウツギ' ピラミッド'、ピラミッドアジサイ】
こちらのライムライトは学名ではハイドランジアなのに、日本流通名ではノリウツギとかピラミッドアジサイと呼ばれることもあります。
【学名:Hydrangea involucrata】
【日本流通名:アジサイ八重玉】
タマアジサイの開花は、ヤマアジサイやガクアジサイのように1株の花が一斉に開花するのではなく、大きくなった蕾から順番に開花するので、同じ株でも長期間花が見られます。
こちらのあじさいも先程紹介した西洋アジサイと同じく一つの株からブルーとピンクの混色です。
皆さんもご存知のようにあじさいは植わっている土壌によって色合いが変わることがあります。
日本では酸性土壌が多く、青い花を多く見かけますが、イギリスではアルカリ性土壌が多いようで、ピンクの花色を見ることが多いように感じます。
今日、ご紹介したあじさいはごく一部。
ここ「あじさい園」には本当に珍しいあじさいの品種が植えられていて、イングリッシュガーデンとはまた違った癒しの空間がありますよ。