2013年7月アーカイブ

"マークのバラA to Z" 「ローブリッター (Rosa 'Raubritter')」

久々の「マークのバラAtoZ」。今回は白馬のガーデンから、「ローブリッター」です(^^)!


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白馬コルチナ・イングリッシュガーデン内


コロコロとした可愛らしいピンクの花が次々と開花しています。
白馬のお庭でメンテナンス中にお客様から「自宅で『ローブリッター』を育てているけど、こんなに低く剪定しているのは初めて見ました」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
そう、バラの剪定時期、方法、高さなどは地域によって違います。
なので、本に書いている通りに剪定しているのにうまく行かない、育たないと言う方は、ご自分の地域に合った剪定や手入れ法を探してみて下さい。

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【学名】Rosa 'Raubritter'
【日本名】バラ 'ローブリッター'

グループ:オールドローズ
花房:中輪/カップ咲き
花色:可愛らしい、優しい感じのピンク色
香り:中香
サイズ:H2.0×2.0

日本のバラ販売ではローブリッターを「つる性」と表示しているところもありますが、マーク曰く英国ではおおよその成長サイズがH2.0mだったとしてもつる性としては販売していないとのこと。英国と日本のバラ販売時の違いがこんなところにもあるようです。

南相馬の「相馬野馬追」での花苗プランター設置

先日、フェイスブックでもご紹介しましたが、お祭りにお花とポットで参加させて頂くため、福島県南相馬に行ってきました。

マークス ガーデン アートから、南相馬のお祭り「相馬野馬追」にお花とポットを寄贈させて頂くお手伝いをさせていただくことになりました。マークが選んだのは再生(リサイクル)材料で出来たポットとペチュニアやブルーサルビアなどの夏のお花。お祭り終了後は仮設住宅の方々にポットごと差し上げるので、野菜も育てられるように、と深めのポットを選びました。

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リサイクル素材の深底鉢                        花苗を植える際の注意点を説明するマークとスタッフ宮崎


この日は地元老人会の現地ボランティアの方と一緒にプランター準備。
株式会社川崎植物卸売センターの石井さんにも花苗を手配していただき、設置の準備etcのご協力を頂きました(^^)


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北九州企業スポンサーから参加の清水さん            一斉にボランティアの皆さんと一緒に植え込み             


今回のスポンサーはホンダカーズ北九州とホンダオート北九州。
震災後、毎年この地に支援を続けてきて、新米を2トン寄贈しています。今年はこの地で何百年も続く「相馬野馬追」祭を花で彩り、観光客の皆さんをお迎えしたいとの地元からのご要望もあり、お米1トン分が花苗に変わることになりました。
「花苗の事だったら、是非マークお願い!」とのお声掛けを頂き、手配・準備・設置となりました。


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一年草が終わった後は次の花の種を植えてみては?      その花種の後ろにはスポンサー企業従業員一人一人からのメッセージ


210個のプランターはスポンサー企業従業員数、そして210袋の種+裏面にはスポンサー企業従業員一人一人からのメッセージが記載されています。


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210個のプランター                           植え込み終了後に皆さんと一緒に記念撮影


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地元老人会のまとめ役、梅田さんと                 昼食は地元でも有名な美味しいまいたけおこわ

お昼ごはん時には手作りのお漬物(なすやきゅうり)を頂いたり、地元でも美味しくて有名なおこわをいただいたり、短い時間の中で地元ボランティアの方々と交流。


完成したプランターは期間中沿道に並びます。お花の色どりでお祭りに参加させて頂けて光栄でした!(^^)!

東北に、花と庭と笑顔が増えますように!!

14世紀から続く「相馬野馬追」は、迫力満点のお祭りです。国の重要無形民俗文化財にも指定されているとか。

時間のある方、ぜひお越しになってください!月曜日までやっていますよ~!!

「相馬屋馬追」:7月27日~29日
詳しくは「相馬野馬追執行委員会」[公式ウェブサイト]にてご確認下さい。

【掲載情報】料理雑誌「オレンジページ」7月2日発売7/17号 「希望の庭」

料理雑誌No.1のオレンジページでは、東日本大震災で復興に向けて活動している方々、団体、ボランティア、イベントなどのレポートを連載で綴っています。
今月7月2日発売号では第29回目にあたり、私達が活動していた花の力プロジェクトの活動の一環、岩手県陸前高田市の「希望の庭」を報告して下さいました。

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料理雑誌No.1の「オレンジページ7/17号」             左上:マークと真剣にマークの指示を聞くアシスタント椎名

「希望の庭」は4月に樹木・灌木(バラ)類と5月に宿根草の植栽工事を行いましたが、東京からバスツアーでかけ付けて下さった「花の力プロジェクト」のメンバー、ボランティアの方々、資材を提供して下さった㈱タクトのスタッフ、地元造園会社の芳樹園の小山さん、地元花っこ畑の皆さん他多くの皆さまの想いが詰まった場所となりました。

その後、順調に植物達も育っている「希望の庭」ですが、先日、地元芳樹園の小山さんから素敵なお写真が届きました。
空中写真です。

GardenOfHope_03図面.jpg     希望の庭 空中撮影.jpg

最終的なマークの図面                         マークの図面の通りになってますか~?


お庭の植物達も順調に育っているようで、バラ以外にも次々に宿根草が咲き始めたようです。
そんなお庭で今月28日(日)にはイベントも行われるようです。

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お近くの方は是非、お越しください。


[花の力プロジェクト 「希望の庭」 第1回目植栽工事]
[花の力プロジェクト 「希望の庭」 第2回目植栽工事]

「マークス ガーデン アート」スタッフ紹介 その2

こんにちわ。
東京では猛暑が続き、水枯れが心配なお庭と夏の花が少なく感じられる今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
人々が過ごしにくい季節は植物にとっても同じですよね・・・。

さて、そんな「マークスガーデンアート」も春の植栽工事MAX時期が過ぎ、白馬コルチナ・イングリッシュガーデンのオープニングも無事に終わり、少し落ち着いてきました。
今年2月にご紹介した椎名に続き、スタッフ紹介シリーズ第2弾では「三橋」の登場です!
[「マークス ガーデン アート」スタッフ紹介 その1]


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バラの花柄摘み中の三橋            三橋のお気に入りガーデン「マークスガーデン」(川口市)


この日は春から夏に向けて一年草の植替え、メンテナンス。
庭にはその時期、その時期で顔があります。ということは、その時、その時に応じて手入れをしてあげると手入れの(管理)の行き届いた素敵な庭に近づけます。
日頃から自宅で植物を育て、手入れをするのが大好きな三橋ですが、マークと一緒にメンテナンス、植栽する時は真剣です。


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マークのセットしていく植物を植え込み開始

マークと働くスタッフには仕事に対して、時間も質もセンスも問われます。
早く、丁寧に、きれいに・・・。プロガーデナーのメンテナンス技術の基本です。
川口市のマークスガーデンでメンテナンスをした後にベンチに座って、一息、庭を眺めている彼女の顔には癒されている感がタップリでした。

【お知らせ】白馬コルチナイングリッシュガーデン行きバスツアー

先日、オープンした『白馬コルチナ・イングリッシュガーデン』ですが、ちょっと遠いから「行きたくても、行けないわ~」、「自車で運転して行くのは自信がないわ~」、「交通手段がね~」と思っている方はいらっしゃいませんか?
そんな方にとっておきのバスツアーのご案内です。


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こちらのバスツアーはホテルグリーンプラザ自社のバスツアーです。
旅行料金もお得になっているようです。このチラシのように新宿発では「白馬コルチナ・イングリッシュガーデン」の見学だけでなく、信州のガーデン「フローラルガーデンおぶせ」や「白馬五竜高山植物園」に立ち寄るプランが組み込まれ、名古屋発では[名古屋⇔ホテルグリーンプラザ白馬直行バスプラン]も人気プランの一つのようです。


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猛暑続きの東京、首都圏にお住まいの方々にとってみたら、長野県白馬の朝晩は結構涼しく、日中は暑くても気持ちの良い風が吹き抜け、木陰に入るとヒンヤリ感じます。
皆さんも夏の信州へ訪れてみませんか?
詳しくは下記、ホテルグリーンプラザ白馬へお問い合わせ下さい。

【宿泊・予約について】
ホテルグリーンプラザ白馬 専用ダイヤル
●TEL:0570-097-489(予約受付)
●受付時間 9:30~19:30(平日)/9:30~19:00(土日祝)

【日帰り・その他のお問い合わせについて】
TEL:0261-82-2236(代表)
●受付時間 9:00~21:00

【お知らせ】「白馬コルチナ・イングリッシュガーデン」グランドオープン!

「白馬コルチナ・イングリッシュガーデン」が遂にグランドオープンを迎えました!

約3年前からデザインを手掛け、創っている約1,000坪のお庭が7月10日(水)にグランドオープン・セレモニーを終えて、皆さまをお出迎えすることになりました。

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ボーダーガーデンから神殿を臨む 手前:バラ'フォーユアホーム'


白馬コルチナ・イングリッシュガーデンは、マークの「生まれたばかりの庭が成長していく様を楽しんでほしい」という願いが込められた「成長過程も楽しむ庭」です。

だから、グランドオープンは"誕生"でもあり、"過程"でもあります。

昨年夏のプレ・オープンから、白馬の厳しい冬を乗り越え、何度もの植栽工事を経て、去年とは違う新しい表情の庭になっています。

今年の6月に植栽したての場所もありますが、これは次回来て頂いた時のためのお楽しみ。

これから、少しずつ成長し変わっていく庭を楽しんで頂ければと思います。今年見た庭は、二度と同じ光景では見られませんよ^^

雄大な白馬の自然を活かし、山の傾斜や既存の樹木を活かすなど、自然との共存を図った、新しい「マークの庭」。

ぜひ、夏の避暑地である白馬の美味しい空気と自然の中で元気に育つ植物たちに会って、癒され・元気を得て下さい!

専用サイトが出来ました!
ガーデンマップ、開園時間や最寄駅からの交通アクセス方法など、ご不明な際は直接ホテルにお問い合わせください。
[ホテルグリーンプラザ白馬]

クレマチス (Clematis)

皆さん、クレマチスはお好きですか?
東京都港区の個人邸ではバラも満開でしたが、クレマチスも様々な種類があり、手入れする私達ガーデナーを楽しませてくれます。

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クレマチスには幾つかのタイプがあります。
クレマチスは花芽の付き方で「旧枝咲き」「新枝咲き」「新旧両枝咲き」の3タイプに分けられ、それぞれ枝を切る際のポイントが異なります。
モンタナ系は春に咲き、剪定は花が終わった後に行うのが望ましいとされています。
それは、花が咲き終わり、今年伸びた枝に花芽が付き、来年の春に咲くためです。


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花柄はシングル(一重)、ダブル(八重)だったり、柔らかい色合いだったり、ロウグチタイプだったり、数多く200~300種類くらいあると言われています。

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バラの時期から咲き始めるクレマチスですが、植える場所、条件、種類によってはあまり手入れを必要とせず、花期も長く大変楽しめる花の一つです。

白馬コルチナイングリッシュガーデン グランドオープンに向けて

徐々に白馬コルチナ・イングリッシュガーデンのグランドオープンが近づいてきて、草花もスタッフも追い込みがかかってきました。
植栽工事の後、雨が降らずに手やりでの水遣りが続き、少し傷んでるかな~?元気がないかな~?と思う植物もありますが、give some chance! 植物達に生きるチャンスを託して、見守るしかありません。
その中でも、昨年植えたボーダーガーデンのハーブ類、宿根草が元気です。

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キャットミント                    ラムズイヤー

上記以外にもルピナス、芍薬(ピオニー)等のつぼみが上がってきました。ホスタ(ギボウシ)の葉の色合いも大きさも楽しめます。

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ルピナス                       エントランスの寄せ植え

エントランスの寄せ植えでは季節の花で皆さまをお迎え。
メンテナンスを行っているこの日も数組のお客様が偶然(知らずに)に、ガーデンを散策しにやって来られました。「うわ~、素敵」「すご~い」「綺麗ね~」「こんな庭があるなんて~」等の歓声があがると、ガーデナーとして「うふふ!」と思ってしまいます。


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バラ'マダム ハーディー'                        バラ 'ラ・レーヌ・ビクトリア'

【学名】Rosa 'Mum. Hardy'
【学名】Rosa 'La Reine Victoria'

この日はバラも徐々に咲いてきました。
なんとか、7月10日(水)まで待っててくれないかしら???と思うのですが、自然には任せるしかありません。


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地元の太田造園さん                          遊歩道の拡張工事

遊歩道の拡張作業をこの日のスタッフで急きょ取り掛かることに・・・。
時間がかかると思った作業もあっという間に終了。協力し合うと作業って本当にはかどります。綺麗なカーブと均等な幅の遊歩道ができました。
この庭に訪れて下さる方々に心地よく、散策してもらうためのこだわりの部分です。

白馬コルチナイングリッシュガーデン(長野県)2013年6月 No.3

植栽工事中の天気は快晴。
お昼休みには芝生の上でお昼寝したり、本を読んだり、写真を撮って周るのも楽しい一時です。(芝生は養成中の時もあります)ですが、マークに休みはなく・・・。昼休み中も昨年6月に植栽を済ませた植物達のチェック。

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全ての植物をチェック中のマーク                    濃い紫色のオダマキ

水は十分か?もしくは多過ぎていないか?植物達に変わったことはないか?虫や病気は出ていないか?ボリュームは十分か?etcマークには暇な時間はないようです。

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ルピナスのつぼみが上がってきました                 快晴の空の色とレンガのベージュ色の壁に植物の緑

ウォールドガーデン内は他の場所よりも暖かく、全体の成長度合いから比べると、少し周囲よりも早く育ってきました。
ボーダーガーデンのルピナスは好調!!


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コニファー&ロックガーデンから                     球根のカマシアは優しい水色

コニファー&ロックガーデンの植物は生長が遅い種類もあります。
岩を覆い尽くすように、植物が生長してくれるのを待つのは根気がいりますが、そこがまたじっくり庭を育てるコツでもあります。


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ジャーマンアイリスとライオン像

このコルチナイングリッシュガーデンのロゴマークが決まりました。
このライオン君がロゴに入っています。
大きくて、恐々しいライオン像もありますが、白馬コルチナ・イングリッシュガーデンのライオン君は少し小さめで、可愛い感じのライオンです。
階段を登ったところで、皆さんをお出迎えしています。   

そして、今月7月10日(水)はグランド・オープンです。
当日はメディア、出版関係の方々、こちらのお庭に関わって下さった方をお招きして盛大なセレモニー、パーティを催す予定です。お庭に訪れていただく際にセレモニー等で立ち入りが規制されている時間帯があります。
どうぞ、お越しの際はホテルにお問い合わせの上、ご来場下さい。

皆さん、今年の2月にご紹介したスタッフの椎名を覚えていらっしゃいますか?
マークの指導の下、バラの剪定を任された彼女でしたが、椎名が剪定したバラがこんなにも沢山の花を咲かせて、まだまだ蕾もいっぱいです。
[ 「マークス ガーデン アート」スタッフ紹介 その1]


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2月にスタッフ椎名が剪定したバラ       Rosendorf Sparrieshoop(ローゼンドルフ シュパリスホープ)

アーチの左と右で違った品種を植えていますが、2品種共丈夫で生き生きとしています。
奥に見える白のバラはSummer Snow(サマースノー)です。
ピンクの花房は特にこの時期には主張して「私を見て~!!」と言ってるよう。


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ガーデンファニチャーは適度に機能的に配置                「希望の庭」植栽工事ボランティアで参加した時の椎名

こちらの個人邸屋上ガーデン(roof garden)にはパラソルやハンモック、テーブル&チェアー、バラ用のアーチなど寛げるガーデン・ファニチャー(Garden furniture=ガーデン家具)も配置されています。
[Garden furniture(ガーデンファニチャー)]に関するご相談も承っております。

庭に出て植物を手入れするもよし、写真を撮るもよし、絵を描くもよし、読書をするもよし、お茶をするもよしで最高に気持ちいい時期ですね。梅雨が明けるまでもう少し、お天気の日を見はからって、ですね!

大好きなガーデニングをやっている時、自然に笑顔が出てきているようです!(^^)!

白馬コルチナイングリッシュガーデン(長野県)2013年6月 No.2

広い敷地での植栽工事は幾つかのチームに分かれて持ち場を担当しているため、こんな時マークも大忙し。各チームの状況や植え方、配置が狂っていないかチェックし周ります。

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スタッフに指示を出すマーク                      Walled Garden(ウォールド ガーデン)から庭を望む

昨年6月に植栽工事を行ったウォールドガーデン、ボーダーガーデン、コニファー&ロックガーデンは植物も順調に育ち、一回り大きくなりました。


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今回、植栽の中心となったウッドランドガーデン             自然の岩や既存灌木はできる限り残します

植えたてのため、何か物寂しい感じがしますが、植物達の変化、生長はすぐに兆候を表してくれます。次回、6月20日頃に行った時にはきっと、見栄え良くなっているはず・・・???


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既存高木の枯れ枝の剪定中 
               

高木の剪定をする時、造園工の職人さんたちは2人もしくは複数で作業をします。1人は下でどの枝に足を掛けるべきか、次にどのあたりで鋏を入れるべきかを確認、指示を出しながら、または、はしごをしっかり押さえ、周囲に危険が及ばないかなど確認しながら何人かがチームになって進めていきます。高木に上っていると、手前しか見えなかったり、枝や葉が生い茂り全体が見えなくなるため、傷んでいる枝に足を掛け、その枝が折れて大けがをする恐れがあるからです。特に、今まで自然の雑木林になっていた場所は剪定を一度もしていない古木があります。そんな時は要注意でチームワークが大事です!!


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セントーレア モンタナの青色が鮮やかになってきました          ウォールドガーデン内の宿根草達が元気!!

この6月初め辺りからグングン、宿根草やハーブが元気になってきました。
ウォールドガーデン内はホスタやアスチルベが色鮮やかに育ってきました。
       

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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