11日(金)のプレス内覧会と13日(日)はキャスさんとマークのガーデントークショーが行われました。私たちの作庭した庭をご覧になって、キャスさんも大喜び。
彼女の要望やイメージがマークや製作チームによって、再現され実際にイングランドから離れた場所、ここ日本の西武ドームに実現しました。
ガーデントーク中のキャスさんとマーク 庭の中の野菜をじっ~と狙っているヤマバト
ガーデンデザインとはデザイナーだけの主張を通しても、顧客は満足できません。
デザイナーの良いと思うセンスと顧客の良いと思うセンスが違う時があるからです。
デザイナーとは見えないものを形にし、センスの良さを顧客に代わって表現する職業ですから、有名デザイナーだからと言って、顧客の要望を聞かないのはデザイナーとは言えないのではないでしょうか?確かに、顧客の要望とデザイナー自身の要望が葛藤することは多々あります。マークは何十年にも亘って、顧客の要望と自信の良きとするセンスの調和を図ってきたからこそ、この庭が実現できたのだと思います。
自分でメンテナンスを行うマーク メドゥにいたニワトリ達(キャスさんこだわりのアイテムでした)
一般入場者が退場してから自分でメンテナンスを行い、植物の水の欲しがりや状態、花房を詰めたりします。庭の中のニワトリも本物のようで、シンボルガーデン「キャス・キッドソンの秘密の庭」に訪れた方々からは好評でした。
会場内の報告は忙しさのあまり、リアルタイムとはいきませんでしたが、ご来場いただけなかったお客様たちのため、少しずつですがお知らせしていきたいと思います。