ゴールデンウィーク前半戦にあたる4月30日(月)に千葉県にある京成バラ園にて講演会を行いました。
今回の講演会では「宿根草とシュラブ(灌木)を使ったガーデンデザイン」と言うテーマでお話を進めました。
ボーダーについて説明するマーク カレックスの特徴について説明
イングリッシュガーデンの用語や庭に対する英国人の考えをお伝えし、日本の気候の中でどのように植物を選び、配置するかなどマーク流のスタイルも混ぜてお伝えしましたが、皆さん熱心にノートを取られていらっしゃいました。
庭で宿根草や灌木類を使用する際にはどのくらい大きくなるものなのか、どんな色合いなのか、1シーズンだけ楽しめる庭ではなく、四季を通じて楽しめるように配置すること、隠したい景色、隠したくない景色など細かいガーデンデザインのヒントをお伝えしました。
植物を勉強し、学ぶことで「right plants right place(正しい植物を正しい場所に)」庭造りが楽しくなります。
次は、寄せ植えの実演です。
寄せ植えを作る際のポイントは色合いや背丈、ポットとのバランスを考えて行う事や寄せ植えの時は1シーズン(季節)だけと考えて、楽しむこと。
もちろん、上手く育てられるようであれば間に配置している植物を入れ替えながら楽しむこともできますよ。
寄せ植えの際に選択した宿根草がどの程度大きくなるかを考えること
少しダークなペチュニアとガウラ、アサギリソウの組み合わせですが、ペチュニアの中にピンクが含まれているものを選んで色の統一を図るなど工夫点もお伝えしました。
寄せ植えだから観賞用でなければならないということはありません。
もしかしたら、皆さんのご自宅ではキッチンの近くや裏庭に置かれる寄せ植え鉢かもしれません。そんな時、料理に使用するパセリやハーブ系を寄せ植えに混ぜれば鑑賞用でも補色してくれて、料理にも使える鉢となり、一石二鳥ですね!