国際バラとガーデニングショウ 樹木選び

ここ最近、春のガーデニングシーズン到来と、国際バラとガーデニングショウ、一般のお客様のお庭造りや準備などで、忙しさの度合が最高潮に達してまして、ブログの更新が疎かになっておりましたが、楽しみにしてくださっていた皆さまお待たせしました。
徐々にではありますが、ブログ再開できると思いますので、お付き合いくださいませ。

ゴールデンウィーク中は私達にとって休息の時ではありません。
多くの園芸店、花屋さん、ガーデンセンターで働いていらっしゃる方々は母の日を控え、大変な忙しさだと思いますが、園芸に関わる方々にとっては今が一番忙しい季節。
第14回国際バラとガーデニングショウ(西武ドーム)のオープニングを5月11日に控え、マークも数ヵ月前からシンボルガーデンの「キャス・キッドソン秘密の庭」の樹木選びを始めていました。

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キャスさんからの要望であるリンゴの木をチェックするマーク

この時期はまだ寒く、芽が動き出す、噴き出す前に樹形や葉の出具合、場所、デザイン、その周りに何を配置するのかなどマークの頭の中で目まぐるしい、チェック項目が頭をよぎります。

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最終チェック時の別の樹木、ヒマラヤスギの根鉢

ヒマラヤスギは英国でも良く見かける樹木の一つで、ここまで大きなヒマラヤスギは国際バラとガーデニングショウが開催される西武ドーム内では初登場です。

以前から候補として選んでいた幾つかの樹木を最終決定して、根鉢サイズや最終的な樹形、色合いを再度チェックします。ヒマラヤスギに関しては、覗き込んでみるだけでも大きな穴で、これを2人の職人さんで掘り起し、根を巻き、準備していくんですよ!!「すごい!!」の一言です。

マークはどんな仕事であっても全て、自分で樹木を選び、選択し、チェックし、イメージを創り上げていきます。自分がイメージする庭の中での植物の特徴を最大限に活かせてあげるためにも色や形、庭の中での他の植物とのコンビネーション、隣の植物同士との調和、流れなどコンセプトに合わせ植物・樹木選びをします。
実際にその場に生息する可能性のある植物、組み合わせを考えながら創り上げていきます。

今回ご紹介したのは樹木ですが、こちらの樹木達がマークの製作する「キャス・キッドソン秘密の庭」のどこに配置されているか、是非ご覧下さい。 

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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