10月末から滋賀県入りしていましたが、先日最終日を迎え、植栽工事の最後に球根を植えました。まだまだ日本のお庭では球根の使い方が慣れていない気がします。
どんどん、球根を上手く使いこなしてお庭を、ガーデニングを楽しんでくださいね~!!
今回は、アイリス、スイセン、チューリップ、ムスカリetc球根は早春を彩ってくれます。本当に春が来るのが楽しみです。
オーナーのS様も私たちが植栽している間に庭を散策しながら、「来年の春が楽しみやわ~」と言って下さいました。
そう言っていただけることが私たちの仕事の意欲を向上させてくれます。
頑張って、どんどん、植えていきますよ~~~~!!!
マークが球根を配置し、スタッフがどんどん植えていきます。
球根を見て何の球根か判断がつきますか?
英国のカレッジ、園芸を学ぶ学校では球根から何の植物なのか、何の球根の種類なのか判断するテストがあります。
英国で園芸を学ぶプロフェッショナル達はそんなところも学習の一つとなります。
資格を習得する際に試験で出る項目でもあります。
半年前に植えた【日本名:ツルニチニチソウ】=【学名:Vinca major(英語読み:ビンカ マジョール又はメイジャー)】ですが、【学名:Vinca minor=ビンカ ミノール(英語読み:ビンカ マイナー)】=【日本名:ヒメツルニチニチソウ】とは違う種類です。
元気よくグランドカバーとして成長しています。
中には半年前よりダメになった、元気がなかった、育ちが悪かった・・・など色々ありました。ですが、神奈川県で施工した現場よりも元気が良かったり、他の場所で元気が良くないのにこの地では上手くいったりと様々な現象があります。
日陰でよく育つとされている植物、暖かい場所では育たないとされる植物もあるかもしれません。ですが、状況(土の具合、環境、壁や建物が近くにあって守られている場所etc)環境は様々です。
良い意味で植物はまれにびっくりするような、想像もしていなかったような育ちをしてくれる時があります。マークのデザインでは植物の生態にあった配置や環境、色合いを考えながら自然に逆らうことのないプランを考えていますが、水はけの悪さやその土壌に養分がなかったり、自然災害があったり、悪い意味で予期せぬ残念な結果も起こります。
植物は生き物で話をしてくれませんから、こちらから気遣ってあげるしかありません。
毎日、こちらのオーナーSご夫妻は朝と夕方と広いお庭を運動がてら散歩しながら四季を楽しみ、植物を楽しみ、野菜を育て、果樹を育て、庭造り+家造りを楽しまれています。
今回、パティオ部分にはハーブを植え、球根を植えています。
子供たちから、お孫さん、家族がひっきりなしに集まるS邸。
季節の良い時期にバーベキューなどで新たな庭の楽しみを見つけてください。
庭は施工時の計画も大事ですが、手入れでその庭の価値が変わってきます。
こちらのオーナーは私たちが提案する前からその事を考えて下さっていました。
来年の春、手入れ(メンテナンス)に伺うのが楽しみです。