マークが日本に来日して15年以上になりますが、コンテナ(鉢)で球根を長く楽しむ方法として来日以来、日本の皆さんに紹介してきた方法をIFEXでは披露しました。
それが、こちらのポットですが、先日のIFEX2011(幕張メッセ)で球根の講演会・デモンストレーションを行った際に製作した透明のプラスティックには「ラザニア・プランティング」と称して3種類の球根が層になって植栽されています。
IFEXだけではなく、様々な講演会でも球根のお話をしています。
最近ではオランダのガーデンデザイナー:ジャクリーンさんも同じような方法を皆さんにお伝えしているようです。
植栽後、約2,3日でムスカリの根が出てきました。
透明なので、根の状態を観察していけます。
こちらの球根は元気に根を張り始めました。
やはり、球根にしても植物にしても質の良いもの、しっかりした球根、植物を選びましょう。質のいいものは育ちも力強く、勢いがあり、多少の病気や虫にも打ち勝つエネルギーがあります。
根が元気よく伸び、芽も出てきました。
一番上の上層に植えたムスカリが一番早く動きを始めたようです。
庭やコンテナに去年から植えっぱなしのムスカリの球根は秋になると葉だけが出てくる場合があります。気温が下がり、ムスカリにとって過ごしやすい気温になってきたためです。これから冬に入るため、更に気温が下がり花までは咲かないと思います。そのままにして見守ってあげてください。光合成を行っていると思いますので、そ~っとしておいてあげましょう。