ランダバウト(roundabout)

イギリスの道路にはランダバウトという日本にはない交差点があります。
イギリスだけでなく、ヨーロッパ、過去にイギリスの植民地でシステムを取り入れている国の道路ではよく見かけるのですが、アメリカの車社会では信号機で処理する交差点がほとんどです。(最近、1つ、2つ増えてきたようです)日本はアメリカと同じ交差点方式をとっていて、システム的にも同じですね。

以前にも[イギリスの不思議(車の運転編]でちょっと述べていますが、このランダバウトとっても賢い交差点なんです。

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道行く人、運転手・同乗者の目を楽しませてくれるだけでなく、街の美化にも役立っています。
こちらはカラフルなミックスカラーでの植栽。

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大きなランダバウト、小さなランダバウトありますが、このランダバウトの植栽にはスポンサーがついており、この植物、植栽活動をサポートしています。その代わりに会社の広告看板を掲示していました。


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こちらはまた違う場所のランダバウト

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赤と紫のビビッドカラーのコンビネーションです。
日本ではランダバウトがないので、公共でこのようなアイデアを取り入れるのがなかなか難しいかもしれませんが、ロータリーなどで可能なアイデアだと思います。

以前、マークのアイデアで芝生のロータリーを植栽に変更した際の画像です。
ランダバウトがなくとも、植物で彩るスペースは日本中どこにでもあるように思います。
センス良く、色の組み合わせや植物の種類を考えながら植栽するといいでしょう。
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英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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