イギリスの建築には歴史ある古きものが大切に保存され、その中に昔の職人技が残り、未だに使用され続け、とても良い雰囲気を醸し出しています。日本にも古き良きものは残っていますが、イギリスに比べると圧倒的に少ないのは確かです。
もちろん、日本の場合は戦争で焼野原となり、新しいものを建築せざるを得なかった事実はありますが、イギリス・ヨーロッパのように価値ある建築物を残そうという動きでは国民一人一人の意識がかなり高いと思います。
昨今、銀座歌舞伎座のような日本の歴史的価値建築がリュニューアルということで、解体・新築されていますが何か残す方法はあったのではないかと悔やまれて仕方ありません。
こちらはイギリス・オックスフォードで見かけた玄関柱の装飾とドア。
こういう手の込んだ装飾、イギリスらしいく興味をそそられます。
こちらはジェームス・ギブス (James Gibbs)氏の設計で、英国風パラディオ式 (English Palladian style) の建物です。ラドクリフ・カメラ(Radcliffe Camera)はイギリスオックスフォード大学の図書館の一部です。蔵書は英文学、歴史、神学に関するもので、地下の書庫には約60万冊の在庫があるようです。
街のシンボルで待ち合わせのポイントでもあるカーファックスタワー(Carfax Tower)。
ここを中心にオックスフォードの重要な交通機関である多くのバスが発着します。
昔のオックスフォード大学内の教授の顔を模倣して作ったと言われているstatue(スタチュー:彫刻物)
学生の教授に対しての皮肉が表わされているのでしょうね。
この皮肉を受けて作成されたスタチューを掲げる名門オックスフォード大学。あの名門大学が・・・???と思うのですが、こんなところで遊び心もあり、イギリスのおちゃめな一面を垣間見ることができます。