以前にもイギリスのオックスフォードについて少しだけ取り上げましたが、留学中この地に住んでいたこともあり、話題が多いので少しずつ述べていきたいと思います。今回はあの有名なオックスフォード大学内の手入れの行き届いた庭について。
かの名門オックスフォード大学は総合大学で専門分野毎に各カレッジが分かれています。これは日本の学部とか学科にあたるものだと思います。
各カレッジはオックスフォード内に点在しており、学生はそれぞれの分野に進学し学業に励み、研究を行い、そのカレッジ内の敷地にある寮や近くのフラット、貸し家でシェア生活をしています。
以下の画像は数多くあるカレッジの一つであるLincoln College(リンカーン カレッジ)です。
各カレッジに専門のガーデナーが数名滞在し、日々カレッジ内の庭の管理を行っています。カレッジの門をくぐると多くのカレッジが芝生を一面に配置し、建物にはフジ(学名:Westeria/ウィステリア)やツタ(学名:Parthenocissus、英名:Buston Ivy)が伝っており、緑の空間と石造りの建物の色が落着きとフレッシュな空気を醸し出してくれます。
ちょっとしたアイアンフェンスにもカレッジのエンブレム(紋章)が入っています。
こういうところ、おしゃれだな~、シックだな~と感心してまいます。
シンプルだけど、どこかにおしゃれと特徴を感じるというか・・・。
門をくぐると観光客用にサインがありました。
『リンカーンカレッジ公開 平日2:00PM~5:00PMと土曜日&日曜日11:00AM~5:00PM 入場許可は入口のロッジにて』
とあります。カレッジによって、入場料を求められるところとそうでないところがあるようです。
入口を過ぎるとちょっとしたコーナーに寄せ植えがありました。
色や植物を使いすぎない、シンプルな組み合わせと味のある、質感のあるポットがいい雰囲気を作っていました。
最後にこちらはBalliol College(ベイリオルカレッジ)のお庭の一部です。
余談ですが、こちらのベイリオルカレッジは皇太子殿下雅子妃が英国留学時に通われたカレッジとしても有名です。ちなみに皇太子殿下はMerton College(マートン カレッジ)に留学されていました。