2010年10月アーカイブ

整形式庭園 (Formal Garden)

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こちらは長崎ハウステンボス内にある「パレスハウステンボス」ですが、建物内を通り抜けるとバロック式のフォーマルガーデン(整形式庭園)が一面に広がっています。
英国のハンプトンコート・パレス内にあるフォーマルガーデンにも大変似ている箇所が所々ありました。
昨年のRHSJ(英国王立園芸協会日本支部)の国際園芸フォーラムでの講演会でもマークがお話しましたが、イングリッシュガーデンは昔、オランダやイタリア、フランスからの庭園文化をお互いに取り入れ合い、模倣し合い、融合してきました。その為、今現在でもお互いにとても似ているところがあります。
formal(フォーマル)の反対語で「informal(インフォーマル=不整形式)」がありますが、どちらのタイプであっても英国で造り上げられ、英国文化によって作庭された庭はイングリッシュガーデンに変わりはありません。
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庭を考えるときには調和する建築物や景観も考えると調和が取れたよい庭になります。

ガーデニングワールドカップ2010

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先週末、九州への出張もありまして、長崎で開催されている「Gardening World Cup 2010(ガーデニグワールドカップ2010)」へ足を延ばしてまいりました。
コンセプトは「Gardenig For Peace(平和への庭)」
あるデザイナーは平和を文字で表した旗や原爆が落ちた時刻を時計で表現し、またあるデザイナーはメモリアルスタイルの庭を表現したり...。
その中でもオーストラリア出身Jim Fogarty(ジムフォガティー)氏の庭は現代風なモダンスタイルの庭でした。オーストラリアやニュージーランドはイギリスからの移住者も多いことから、英国文化を強く残している国でもあります。そんな彼のデザインする庭には芝生、リラックスできるseating area(座る場所)、ペイビング(舗装材)、池、そして植物達がとても良いコンビネーションで植栽されており、1年を通じて興味をそそる庭だな~と感じました。
色の配色、どの場所から庭を眺めるか、庭の中で使用する素材、植物同士の配置を上手く表現しているように感じました。

記念すべき第1回目

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記念すべきスタッフブログの第1回目は・・・・
そう、ナスです。an aubergine...一つだと単数形でan aubergine。
2つ以上だと複数形でaubergines。またの名をegg plant(s)(アメリカ英語=US英語)とも言います。
この茄子は今年、私達が育成しているナーセリーでマークが育てたナスです。8つのポット苗をナーセリー近くのガーデンデンターで購入し、可愛くそして愛おしく育てておりました。今年の夏だけで、何百個という数の茄子が収穫でき、秋に入ってもその勢いはとどまるところを知りません。なんと、この茄子・・・他の植物の水あげが忙しく、全くといっていいほどお水をあげることができませんでした。なのに、ちゃ~んとマークの愛情に応えてくれてます。

ガーデナー兼デザイナーの「マーク・チャップマン」は幼少の頃おじいちゃんの庭仕事を手伝いながらガーデニングに興味を持ち始めましたが、そのおじいちゃんが幼いマークに少しずつクリアーできる課題を与えながら彼を成長させてくれたといいます。その一環で野菜作りも御手の物のマーク。野菜や植物の育て方をよく知っています!!
今年の猛暑中はこの茄子を始め、その他の植物達が大丈夫か?枯れちゃったりしてないか?気になって気になって仕方ありませんでした。片道1時間を掛けて2,3日おきにナーセリーに通い詰めた今年の夏・・・。
ようやく、秋らしい気温になり、あの猛暑を乗り越えた野菜や植物達も少し疲れてはいるものの、元気に育ってくれています。
そう、この茄子や植物達がマークの元気の源・・・。
植物から毎日エネルギーをいただいてる。私達はそう感じながら日々仕事をしています。
これから、少しずつですが英語のお話、野菜のお話、植物のお話、お庭造りのお話、マークやスタッフのお話、イギリスの情報etc更新して参ります。
たまにブリティッシュクリエイティブデザインのブログに遊びに来て下さい。
ちょっとしたあなたのためになるヒントやイングリッシュガーデンについて、マーク流のアドバイスがあるかもしれません。

ブログを始めました

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ブログを始めました。
よろしくお願いします!

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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